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カルシウムとマグネシウムのベストな比率各栄養素について

「カルシウム:マグネシウム」の理想的比率は?

カルシウム&マグネシウムサプリメントについて調べていて、えっ!!と思うような驚きの事実がたくさんあったので、今日はそれを特集したいと思います。そこで分かったのは、マグネシウムがすべてのキーを握っているということです。
長いですが、これを読むと、なぜ牛乳をよく飲む国で骨粗しょう症が多いのかが分かりますよ。

 

マグネシウムは体内の数多くの栄養を活性化しますが、特にカルシウムと非常に重要な関係を持ちます。

その働きは、相互依存というか持ちつ持たれつの関係であるために、最近では「双子のミネラル」と呼ばれたりもします。

カルシウムが吸収されるためには、マグネシウムとのバランスが取られていなければなりません。

カルシウムは今日非常に多くの食品に添加されてどこにでも見つけることが出来ますが、マグネシウムはそうではありません。

この点からしても、体はほぼ常に「バランスが取れていない」状態にあります。マグネシウムは体から半日毎に消耗されていきますが、カルシウムは体内に蓄積していきます。カルシウムは、マグネシウムとのバランスを欠いていると、体が正しくそれを活用出来ないため、痛みを伴う症状【動脈硬化や狭窄、胆石、腎臓結石、関節や筋肉の石灰化(リウマチなど)、内臓内のカルシウムの蓄積、筋肉の痛みや攣り、精神の緊張やイライラ】を引き起こすのです。

何でもたくさんありすぎるのは良くありませんが、体内から排出できない過剰なカルシウムは、さまざまな健康問題への主な原因となっている、とする研究がどんどん増えつつあります。

ですから、マグネシウムの入っていないカルシウムサプリメントを摂ることは「絶対に」お勧めしませんし、その割合は最低でも1:1であるべきです。 この比率が、カルシウムが多くなり、マグネシウムが少なくなるにつれて、体はどんどん不健康になります。

 

正しいカルシウム:マグネシウムのバランスは?

ほとんどのカル・マグサプリメントは大抵、カルシウム:マグネシウムが2:1の比率で入っています。
カルシウムは骨の健康で大変有名ですが、カルシウムを消化・吸収するビタミンDを活性化するのは実はマグネシウムなのです。
その証拠に、アメリカ人は世界でカルシウムをもっとも摂っていますが、同時に最も骨が脆い国民です。(カルシウム:マグネシウムの割合が6:1!)

 

[双子のミネラルの仕事:(全く正反対!)]

カルシウム
・筋肉や神経を緊張させたり興奮させる
・強い骨をつくる
・便秘にさせる
・血液の粘度を高くする
・体内に常に蓄積する


マグネシウム

・筋肉や神経をリラックスさせて落ち着かせる
・カルシウムを吸収するビタミンDを活性化させる
・便を緩くする
・血液を薄める
・体内から常に消耗される

 

~正しいカルシウム:マグネシウムの割合は1:1~ 

これらの二つのミネラル間のバランスをとることは、体内ではデリケートな綱渡りのようなもので、すべて摂取量(食べ物、飲み物、薬)と行動(運動、ストレス要因)にかかってきます。
骨ではカルシウム:マグネシウムが2:1であるのに対し、心臓や脳、筋肉では1:2のカルシウム:マグネシウムが見つかっています。

サプリメントとなると、タブレットでのミネラルは体に吸収されるのはごくわずかです。

研究では、タブレットで摂ったどのミネラルも10%以下しか、体に吸収されていないということでした。

カルシウムが今日数多くの食品に添加されている理由の一つが、この、サプリメントで摂るミネラルの吸収率の悪さなのです。

カルシウム:マグネシウムの理想的なバランスは、1:1です。しかしマグネシウム欠乏の症状がすでに出ている人、食事で乳製品や動物性たんぱく質を多くとっている人、絶え間ないストレスにさらされている人は、1:2のカルシウム:マグネシウムさえ必要です。

栄養は複雑な問題ですが、ここに体のバランスをとるカギとなる数を書いておきます(数字は各食品に含まれる比率):

・乳製品: カルシウム10に対してマグネシウム1

・動物性たんぱく質(肉):カルシウム5に対してマグネシウム1

・ほとんどの加工食品はカルシウム強化がされているが、マグネシウムはほとんどないかゼロである

その上、葉物野菜や未精製のナッツ、種などは疲弊した土壌のせいでマグネシウムレベルが下がっていっているため、食事だけにこだわらず時にはサプリメントで補うことも必要。

お勧めのサプリメントはこちら(ほとんどのカル・マグサプリメントが2:1であるのに対して、これだけが唯一1:1でした)

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➡ マグネシウムについての過去記事はこちら

[参考資料]
– http://drsircus.com/medicine/magnesium/calcium-magnesium-balance
– http://topnutritionals.ca/nutritional-info/natural-calm/the-calcium-magnesium-balance.html#sthash.gblHwxs6.dpuf-

 

~カルシウムとマグネシウムの関係についての、驚きの豆知識~

● 健康な細胞は高いマグネシウム値と低いカルシウム値を持つ。

● カルシウムとマグネシウムは体内で反対の性質がある。一般的に、体の構造がこわばって柔軟でないほど、より少ないカルシウムとより多いマグネシウムが必要となる。

● カルシウムは筋肉を緊張させ、マグネシウムは筋肉をリラックスさせる。

● 細胞の外側は、細胞の内側よりも10000倍のカルシウムがある。だから、細胞膜がちゃんと機能していなかったり、ATPの生産が低いと、細胞は正しい成長や代謝が維持できなくなる。細胞がうまく機能しないと、内側のカルシウム値が上がる。(人が死ぬときは大体このような状態になる)

● 細胞のエネルギーの30%ぐらいが、カルシウムを細胞の外にかい出すことに使われる。

● 土や水のマグネシウム値が低くカルシウム値の高い国々は、心臓病罹患率が一番高い。(オーストラリアが一位) それに対して、心臓病の少ない日本ではマグネシウムの一日摂取量が560mgにもなる。(←現在はどうかな?)

● カルシウムとマグネシウムの比率は、細胞膜と血液―脳関門に不可欠である。

● 体内にマグネシウムが十分にないと、カルシウムは体内の各組織に蓄積し、様々な問題を引き起こしていく:リウマチ、心臓病、ガン、皮膚の皺、腎臓結石、骨粗しょう症、歯の問題、骨棘、白内障など

● 適切な用量のマグネシウムを摂れば、カルシウム不足は解消される。

トンプソン 真理子
在米20年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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