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デトックス法

体内の重金属をデトックスする方法



皆さん、たまってるかーい!? え、何がって? ストレス・・も確かにそうですね(^^;) でも、長年生きていると、あれですよ、あれ・・・毒素💀。 特に重金属が体内にたまっている人も実際多いのではないでしょうか?

日本人は特に、魚が好きです。しかし、悲しいことに現代の海は重金属(特に水銀)で汚染されているため、養殖魚だけでなく天然魚さえ危険です。

それから、日本人は米も好きです。健康のためにわざわざ玄米を食べるようにしている、という人も多いのではないでしょうか。


実際、私も3年前まで玄米を常食していて、「毛髪ミネラルテスト」をしてみたら、ヒ素が突出して検出されました(;´Д`) 日本人に多い水銀はあまり出ませんでしたが。その後考え直して、米は玄米ではなくあえて白米を食べるようにしています。

ちなみに、なぜ日本の土壌にヒ素が含まれているかというと、『元々その土壌に含まれていた天然由来のヒ素の他に、火力発電、金属精錬、廃棄物の処理といった産業活動に伴って環境中に放出されたものがあります。したがって、日本の農作物や飲料水は、残念ながら微量のヒ素を含んでいます。(農林水産省HPより)』
(これでいくと、カリフォルニア米もヒ素の含有量は多いです)

あと、昨今皆さんが一番気になっているワクチンの毒性。ワクチンにも、保存料としての水銀やアルミニウムが含まれています。それから、歯の詰め物(アマルガム)もそうです。最近はその毒性が広く認識されて、アマルガムを新たに詰める人はいないと思いますが、昔にそういえば歯に銀色のものを詰めたな、という人も、その水銀が口から少しずつ溶けだして、それが体内にたまるだけでなく、抗生物質的に腸内の善玉菌を殺していきますから、リーキーガットになっていることが多いです。特に手湿疹(掌蹠膿疱症)の人などは、重金属汚染が根本原因になっていたりします。


ともあれ、体内にたまる重金属には以下のようなものがあります。


  lead (車の排気ガス、歯根管、建築材、水[1950年代以前の鉛製配管を使っている場合]、お茶の一部)

 水銀 mercury (歯のアマルガム、ワクチン、コンタクトレンズの洗浄液、マグロなどの大型魚)
  ※ なんと、日本人の水銀摂取の80%以上が魚介類由来!

 カドミウム cadmium (玄米、タバコ、電池、マーガリンやショートニング、コーヒー)

 ヒ素 arsenic (玄米、ひじき、外国産の鶏肉や卵)

  ※ヒ素は、厳密には重金属ではないが、体外に排出しにくいことからよく重金属のカテゴリーに入れられている

アメリカ産の鶏の70%はヒ素が含まれている飼料を食べて育っている! ブラジル産の鶏も然り。その方が、鶏の体重を短期間で効率的に増やせて色合いもきれいなピンク色になるから

 アルミニウム alminium(デオドラント、ワクチン、ベーキングパウダー、食器、お茶の一部)


● タリウム thallium(ガソリンに添加されている、昔の殺鼠剤、昔の皮膚病用軟膏)

● ビスマス bismuth(化粧品、薬)

● ニッケル

● ウラン

● 鉄、リチウム、亜鉛、カルシウム(これらの必須ミネラルも、高濃度になると毒になる) 


その他、加工食品などに含まれる着色料や保存料、防腐剤なども カドミウムや鉛、ヒ素が含まれているものがたくさんあります。

食材を育てる過程で使われる農薬、GMO(遺伝子組み換え作物)からも、有害物資である重金属や残農薬が含まれていて、体内へと取り込まれていったら最後、なかなか出ていってくれません。

あと、重金属はお母さんの子宮から胎児にも移動します💧 

ここまで聞いたら、絶望的になりますよね。。すみません。実際、重金属は自然界にあふれているものも多く、また現代生活ではさらに重金属に囲まれて暮らしていますから、ある程度は避けられても、ゼロにすることは難しそうです。

これらのメカニズムですが、重金属や有害物質は一旦体に入ってくると、腸から血中に乗り、全身に回ります。体は、これらをもちろん毒と認識しますから、各臓器に悪さをしないようとりあえず脂肪細胞に押し込みます。(脂溶性ビタミンのように)
魚でも、養殖ハマチなど脂ののった部分を食べると良くないのはそういう意味でもあります💧(そこに毒が蓄積している)

これらは、体には百害あって一利なし、で勝手に出ていくことはありませんから、これらが長年かかって非伝染性の慢性不調・疾患につながっていきます。

ちなみに、ダイエットで余分な脂肪を落とすと、それが同時に重金属デトックスにもなるのはそういうわけです。

 
では、重金属が体内にたまってくると、どのような症状になるのでしょうか?

● 疲労感、慢性疲労症候群
● 自己免疫疾患
● 運動などからの疲労回復が遅い
● 肌荒れ
● 神経障害
● 慢性頭痛
● 脳のモヤモヤ、集中できない、学習困難、記憶力の低下
● 鬱、双極性障害、不安症
● 認知症
● 不眠
● IBS(炎症性腸症候群)などの消化器系疾患
● 繊維筋痛症などの慢性疼痛
● 震え
● 動作の制御、聴力、発声、視力、歩みの衰え
● 貧血
● 心臓発作のリスク増加
 

長期に渡った重金属への暴露は、筋肉や神経の機能低下につながっていきますが、それがひどくなると、アルツハイマー病やパーキンソン病、多発性硬化症のような症状となって出てきます。重金属中毒からくる症状は、老化の症状にも似ているため(物忘れや疲労感など)、それを単なる歳のせいにして、原因が重金属蓄積にあると気づかない人が多いのです。


 
では、肝心の「どうやったら重金属を排出できるか」の話に移りたいと思います。
その前に、自分の体にどのぐらい重金属がたまっているか、のテストは気軽に行えます。それはそれ専門のクリニックでもやってくれますし、オンラインでキットを買って自身の毛髪や爪を送って調べてもらうこともできます。

こういうやつです➡ 毛髪ミネラル検査キット


ちなみに、私は一定期間デトックスをした後に、重金属が減ったか確認しようと思ってそういうキットを再度購入して送りましたが、結果が返ってくることはありませんでした・・ 文句を言って、もう一度送りましたが、また結果は返って来ませんでした😢 結局、一部の髪が変につんつんになっただけ(根元の髪の毛が必要なため)で、もうこれ以上無駄に髪を切って送るのも嫌になって、そのままになっています(;^_^A 重金属、減ったんだろうか。。?!

まあ、日本の会社はそんないい加減なことはないと思いますが。


最も一般的な方法はキレーション(Chelation)です。キレーション療法はクリニックで医療従事者が行うもので(家でも出来ますが)、キレートさせる物質(EDTA)を注射で体内に入れて、それに重金属の分子をくっかせて尿として体外に排出させる、という方法です。

キレーション療法は重金属の自然なデトックスとしては一番の方法です。というのも、グルタチオン(抗酸化物質)を使うからです。しかし、これは重篤な副作用(嘔吐、めまい、熱、頭痛、低血糖、低血圧など)も起こり得るため、医師の監督の下で行うことをお勧めします。

 
もう一つの方法は、ハーブやサプリメントの活用を含む、食生活の変化によってです。それらが金属をより小さな分子に分解して、尿や便、汗や息として排出してくれます。
では、どのような食品やサプリメントが重金属排出に効果的なのでしょうか。

【重金属デトックスになる食品

● 葉物野菜(ただし無農薬の)
ブロッコリー・スプラウトは特に強力!

● ハーブやスパイス ――― バジル、オレガノ、タイム、しょうが、ターメリック、シナモン、コリアンダーなど。コリアンダーは特に重金属デトックスに良い

● ビタミンCの豊富な野菜・果物(ただし無農薬の)

● ガーリックとタマネギ ――― 肝臓自体の(鉛やヒ素からの)解毒を助ける硫黄が含まれている

●  ――― 水は毒素を押し流すのに不可欠なので、たっぷり飲む

● フラックスシード、チアシード ――― 大腸のデトックスと抗炎症作用があるオメガ3脂肪酸が豊富

● ボーンブロス ――― 体に水分をいきわたらせながら必須ミネラルと必須アミノ酸を供給する、グルタチオンの生成を助けて肝臓の健康をサポートする

  
 
以下は、重金属デトックスに良いサプリメントです。


● クロレラ(一日1~4g、または1日4~8カプセル)ーークロレラは緑色の藻で、特に鉛と水銀を取り除く天然のキレーターとして作用します。藻の葉緑素が金属を吸着するので、スピルリナBlue Green Algae(藍藻)でも良いと思います。 パウダーでもタブレットでもOK。

iHerbではこのような商品がありました ➡ クロレラ


 

● NAC(N-acetylcystein)(1日1200~2400mgを空腹時に)
フリーラジカルを減らす抗酸化物質グルタチオンの生成を増やす

ちなみに、NACはFDAがサプリメントとしての販売を禁止したため、市場で手に入れるのは非常に困難になっていますが、うちではまだあります! ➡ こちら




● コリアンダー(Cilantro)(チンキ剤を一日2回)
デトックス出来る量を生の野菜から採ろうと思ったら、毎日大量に食べないといけなくて大変ですが、チンキ剤なら手軽に摂取可能。

チンキ剤はこういうのです ➡ コリアンダーエキス 




● シラジット(Shilajit) (一日100~500㎎)
シラジットは、活性炭と共通項が多く、多くの炭素が入っています。シラジットには、フルボ酸フミン酸(腐植酸)が含まれており、それが天然のキレーターになります。



● マリアアザミ(Milk Thistle) (150 ㎎を一日2回 、またはマリアアザミのお茶を一日1~3回)
これは、肝臓を解毒できるハーブではもっとも有名です。シリビンは強力な抗酸化特性を持つ成分で、細胞膜の受容体が毒素とくっつくのを阻止する働きをします。シリマリンは肝臓のダメージを減らしてアルコール性肝疾患や、急性/慢性のウィルス性肝炎、毒素による肝障害の治療に使われます。

当店では葉緑素マリアアザミ、タンポポなどを配合した「肝臓の解毒」サプリメントを販売しています。

 


● プロバイオティクス(土壌由来[SBO]のものを一日50Billion)
善玉菌を増やすことがデトックスと免疫強化につながります。

● 活性炭(Activated charcoal)
活性炭は、金属や毒素を吸収して取り除きます。活性炭の多孔質の表面が、マイナスの電荷を持つため、それがプラスの電荷の毒素やガスとくっついて作用します。活性炭は非常に強力で体から素早く毒を取り除くため、緊急の解毒剤として、家に常備しておくことをお勧めします。(実際先日も、うちの犬がブドウを誤って食べてしまった時に飲ませて事なきを得ました!)

活性炭は、ココナッツの殻か木目の非常に細かい硬木、竹などが原材料のものを探してください。なお、活性炭を摂る際には1日中水をたっぷり飲んでください。


● ベントナイトクレイ(Bentonite Clay)――― ベントナイトクレイも、活性炭と同じくスポンジや磁石のように体内の重金属や化学物質を引き寄せます。ベントナイトクレイもマイナスに帯電したイオンを大量に含むため、プラスに帯電した毒素や重金属(悪いものはすべてプラス)を吸着してくれます。クレイは外用のみに使うものが多いですが、食品等級のオーガニッククレイは内服できます。歴史的にも、クレイからミネラルを摂ったり、寄生虫や病原菌を一掃したりするためにクレイを食べる慣習は地球上のあちこちに存在しました。


クレイを内服する際は、一日一回、クレイ小さじ1/2杯をコップ一杯の水に入れ、よく振って混ぜてから飲んでください。

● トリファラ(Triphara) ――― トリファラとは、三つの異なる果物の乾燥パウダーからつくられた伝統的なアーユルヴェーダの調合物です。これは、アムラ(アムラキ)、ハリタキ、ビビタキという果物からの没食子酸、エラグ酸、ケブリン酸と呼ばれる強力な抗酸化物質を含んでいて、インドでは主に整腸剤として有名です。


トリファラを摂ることで、消化器官の掃除と定期的な便通を促しますから、結果的に重金属や病原菌、余分な脂肪を体から排出してくれます。これは、お茶やパウダー、チンキ剤やカプセルなどで摂ることができます。
摂るタイミングは、就寝の2時間前などの空腹時に摂るのがベストです。

サプリメントではこういうのです ➡ トリファラ




● この他に、私がいつもお勧めしているリンゴ酢とレモン汁のデトックスドリンクがあります。

リンゴ酢がなぜデトックスにいいかというと、リンゴ酢が肝臓とリンパ系をお掃除して消化機能と代謝を改善するからです。

また、レモン汁も体内を浄化してpHを整える効能があります。また、ビタミンCでエネルギーと免疫力も上げてくれます。

デトックスドリンクの作り方はこちら

(当店ではこちらでデトックスドリンクセットの原材料を販売しています)

 
最後に、重金属デトックスができると、体がウソみたいに軽くなって代謝も格段に良くなりますが、その前にはダイオフ反応(症状の一時的悪化)が起こり得ることを覚悟しておかなくてはなりません。体にしまい込まれていた重金属を引っ張り出すのですから、その悪影響がどうしても起こってしまうようで、実践者の30%が経験するようです。

ですから、重金属デトックスは急激にやろうとせず、食生活を変えていきながら、徐々に上にあげたようなものを試していくと良いでしょう。ちなみに、誰でも一日でデトックスするのは無理で、その内容と溜まり具合によっては、何か月もかかる人もいます。
 
また、これから妊娠しようという人は、自身の体内の重金属値をテストしておくことをお勧めします。もし溜まっているなら、デトックス期間を経るまで妊娠を遅らせた方がいいかもしれません。(因果関係が絶対かどうかは分かりませんが、子の発達障害と重金属蓄積の関係も確かに言われています)

トンプソン 真理子
在米20年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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