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カンジダ膣炎

カンジダ膣炎(膣カンジダ症)の自然な治し方


カンジダ膣炎は、女性の4人に3人が一生のうちに一度はなる、ありふれた疾患です。また、そのうち半分の人が何度もなったりします。ただ、その場所が場所だけに、なかなか人には言いづらく、密かに悩んでいる人も多いかと思います。

それに対処するには、抗菌剤としての市販薬も売られていますが、ここでは特にその自然な治し方、予防法について書きたいと思います。


カンジダ(この場合はCandida Albicansのこと)は、体内に普通にいる日和見菌で、バランスが保たれていれば悪さをしませんが、何らかの理由でそのバランスが一旦崩れてくると、急激に増えて、体に不調や不快感をもたらします。

その理由はさまざまですが、なる可能性が高くなるのは以下のような場合です。そして、そのすべての根底にあるのが「免疫力の低下」です。

 - 抗生物質を一定期間摂った後
 - 妊娠中(女性ホルモンがピークになるから)
 - ホルモンのバランスが崩れたとき(ホルモン療法や、避妊ピルを飲んでいるなど)
 - 性交後
 - 生理の前後
 - 糖尿病を放置したとき
 - 衛生的な問題(肌を清潔に保っていない、濡れた水着や通気性の悪い下着を長時間付けているなど)
 ー 睡眠が少ない、ストレスが多いなど慢性的な疲れ

カンジダ膣炎の症状は、以下のようになります:

 - 膣およびその周辺の痒み
 - 膣のヒリヒリ、刺激、熱感
 - 粘度の高い、白いおりもの
 - 外陰部の発疹
 - 排尿時の痛み
 - 性交時の痛み

カンジダ膣炎になってしまったら

一旦なってしまうと、一瞬一瞬が不快で日々のQOLが下がってしまうため、食事やサプリメントでゆっくりと治している余裕はないかもしれません。そういうときは、市販の抗菌剤を使うのも仕方がないと思います。

ただし、症状がマイルドな状態や、今後はなりにくい体質にしたい、または妊娠中で出来るだけ薬は使いたくない、というときは、以下のような自然な療法を試してみてください。



1.プロバイオティクス
これは、カンジダ関係の疾患ではトップに来るサプリメントで、特に抗生物質を摂った後にはマストアイテムです。悪玉菌がが増えすぎているのですから、良い菌を投入して悪い菌を土俵(腸内)から自然に押し出します。無糖のヨーグルトを摂ってもよいですが、摂るなら一回500mlぐらいを一日2回以上摂らないと意味がありません。



2.リンゴ酢
リンゴ酢には抗カビ作用があり、体内のpHバランスを整えてくれます。またリンゴ酢は、善玉菌も増やしてくれるので、カンジダの増殖を抑えることになります。リンゴ酢は、小さじ1~大さじ1杯をコップ一杯の水に入れて飲む、またはレモン汁と混ぜたデトックスドリンクをつくってもよいでしょう。(その際は甘味料はステビアで)
なお、リンゴ酢はフィルターしていない、酢母(mother)の入った生のリンゴ酢を使用することをお勧めします。



3.コロイダル・シルバー
コロイダルシルバーは、天然の抗菌剤になります。内服には抵抗がある人もいるかもしれませんが、少なくともそれを患部に付けたり、それをシリンジに入れて膣洗浄をすることができます。それを朝晩続けますと、3~5日はかかりますが、確かに効果が出てくるようです。妊娠中の人には特にお勧めの治療法になります。



4.ココナッツオイル
ココナッツオイルには抗カビ、抗バクテリア、抗菌作用があり、また炎症を起こしたお肌に直接塗るとそれを癒してくれます。ですから、ココナッツオイルは内服と外用の両方で使えます。ただし、ココナッツオイルを選ぶ際は、フィルターしていないエクストラヴァージン・ココナッツオイルにしてください。



5.ホウ酸(Boric Acid)
ホウ酸といえば、害虫駆除に使われるホウ酸団子が有名ですが(^^; カンジダ膣炎の治療で、驚くほど効果的、しかも経済的なのが「ホウ酸」を使った治療法です。ホウ酸はアリのような小動物が摂取すると神経系統が破壊され死に至りますが、人間にはさほど毒性がないからです。ただし、猫や犬にも有毒なので、ペットがいらっしゃるご家庭は置き場所に注意してください。

医師の指導の下、小さいゼラチンカプセルにホウ酸を詰めて座薬とし、1日1回、1週間続けます。

欧米では、カンジダ膣炎の治療用にこのようなサプリメントになって売られています。



6.アロエベラ
アロエベラにも抗カビ作用があり、また内服すると白血球を増やして、体がカンジダと闘うのを助けます。アロエベラジュースを飲むことで、改善が期待できます。または、小さじ2杯ほどのアロエの果肉をフルーツジュースに入れて飲んでもよいです。



7.エッセンシャルオイル
ティーツリー、ラベンダー、ミルラオイルはマイルドでありながら、イースト菌、寄生虫、カビなどを殺してくれます。これらのオイル数滴を、ココナッツオイルに混ぜて患部の皮膚に塗ってください。



8.食生活を変える
最後に来ましたが、忘れてはならないのが食生活です。カンジダは糖質で増えていきますから、あなたの食事がパン、白ご飯、お菓子、ケーキ、麺類などであふれているようでしたら、それらを減らすところから始めていってください。今回罹患したカンジダ膣炎は、あなたの食生活に糖質が多すぎるよ、という体からのサインかもしれませんー。

その代わりに、より多くの野菜や肉、卵などをしばらくは摂るように心がけてください。もちろん、先ほどあげました発酵食品、ココナッツオイル、リンゴ酢も取り入れながら、です。


いかがでしたか? 忘れた頃にやってくる「カンジダ膣炎」や「膀胱炎」は女性の2大”嫌なこと”。でも根っこはどちらも同じです。
病院や薬のお世話にならなくていいように、普段から気を付けたいですね。

Flora Optimaでは、プロバイオティクス、生リンゴ酢、コロイダルシルバー、エクストラヴァージン・ココナッツオイルなど、体質改善に必要な食品・サプリを取り揃えております。


トンプソン 真理子
在米20年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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