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カンジダ菌増殖の原因は? (カンジダシリーズ ②)

カンジダ症にかかる人、またはCO(Candida overgrowth: カンジダ菌の増殖)が体内に起こっている人(本人が気づいているかどうかにかかわらず)が、この数十年で劇的に増えてきています。
しかし、考えてみると、私たちの暮らす現代生活には、カンジダ菌が喜びそうなものがあふれているではありませんか?ーー糖質の多い食事、抗生物質、ステロイド、経口避妊ピル、ガンの化学治療や放射線治療、重金属汚染、そしてストレス・・。
その中でも主犯格級の原因はずばり、以下の三つだ!

抗生物質、食事、ストレス


抗生物質による治療 

カンジダ菌増殖で筆頭原因に上がるのが、この抗生物質の使用です。抗生物質の問題は、主に二つあります。

まず一つ目は、広域抗生物質を使うと、もちろん悪い菌は殺せますが、良い菌も一緒に殺してしまうことです。抗生物質をたとえて言うなら、原子爆弾です。良い菌が死んで、腸内のガードが手薄になったところで付け込んでくるのが、日和見的なカンジダ菌です。カンジダ菌は、アシドフィラスなどの善玉菌が出していた酸性環境が弱まって腸内のpHが上がってくる(アルカリ性になる)と、その数を急速に増やしていき、また有害な菌としての菌糸体に変貌します。それからは先ほど言ったとおりです。ですから、長期の抗生物質による治療(または、短期間に何度も使うことも)は、文字通り体内でカンジダ菌の培養をしているようなものなのです。

カンジダ菌が増えて善玉菌が減ると、腸内環境が悪化していき、免疫機能も弱まります。なぜなら免疫機能の70~80%を担っているのは腸ですので、そうなると、外部から入ってくる病原体と闘う力も弱まり、病気に感染しやすくなります。こうして、これがそのまま放置されると、

《感染 ➡ 抗生物質  感染 ➡ 抗生物質 ➡ 感染》

という悪循環が続いたりします。

二つ目は、抗生物質を頻繁に使うと、それに耐性がついた菌が出てくることです。それは「スーバーバグ(超耐性菌)」を作り出し、だんだん抗生物質が効かなくなって、命に関わる場合も出てきます。

抗生物質は、確かに必要な時もあります。しかし使うときには、長期的に見て健康に払う代償は大きいということを忘れてはなりません。ですから、それによる治療は最低限にするべきですが、風邪やインフルエンザのような、そもそも抗生物質は効かないような細菌性ではないウイルス性の病気にも、気軽に処方する医師(または出してほしがる患者)が実際多すぎます。したがって、抗生物質を出してもらうときは、本当にそれが必要かどうか、他に方法はないか、医師とよく話し合ってください。

抗生物質による治療を、例え若い頃に一コース行っただけでも、その後も糖質の多い食事とストレスが続くライフスタイルの場合、腸内細菌叢を半永久的に変えてしまいます

かわいそうなのは子供たちで、アメリカの子供は、2歳に達するまでに平均3回もの抗生物質をすでに受けているということです。それも熱や中耳炎といった、ちょっと休んでしっかり水分を取っていれば治るような病気にさえも、気軽に使用されています。

抗生物質は、直接的なものだけではありません。私たちが口にする肉や卵、牛乳などの食品からも間接的に摂っています。それが特にオーガニックと書いていない限りは、家畜に抗生物質が施されていることが多いからです。この世にある抗生物質の約80%が家畜に使われているという驚くべき事実があります。ですから、それをできるだけ避けようと思ったら、有機で育てられたお肉や乳製品を選ぶしかありません。

ですから、抗生物質がどうしても必要な場合はあると思いますが、被害を最小限に抑えるには、それを摂る期間中とその後も出来れば2か月ぐらい、プロバイオティクスのサプリメント(菌総数500億以上の高品質のもの)を並行して摂ることをお勧めします。


食生活 

砂糖や精製穀物の多い現代食は、カンジダ菌にとってごちそうです。なぜなら、カンジダ菌は糖をエサに増えていくからです。

この場合の糖とは、砂糖や砂糖を使った食品だけでなく、体内でブドウ糖に変換されるものなら何でもです。ですから、例え甘くなくても、小麦粉を使ったパンや麺類、白米の丼ぶりのような精製炭水化物も含まれます。

糖は腸内での発酵をもたらします。この過程は、アセトアルデヒドという代謝産物を生みます。この物質は有毒であり、免疫力を弱めるものです。

アルコールもまた、度を越して消費すると、毒素で肝臓を圧倒して腸内の善玉菌を殺します。アルコールはイースト菌と糖で作られます。これだけでも、なぜ悪いかがわかるでしょう。
特にビールは、モルト由来の糖である麦芽糖(マルトース)がイースト菌の強力なエサとなります。

よく機能している免疫システムは、カンジダ菌の繁殖をしっかり抑えてくれます。しかし、糖質の多い食生活はこの免疫力を下げて、カンジダの増殖も許してしまうわけです

その他、糖は体にさまざまな悪影響をもたらしますから、食生活から糖質を減らすことは、たとえカンジダ菌が問題でなくても体の全体的な健康のためには必要不可欠です。


ストレス 

ヒトがストレスを感じると、体に悪いことが主に二つありますが。そのどちらもカンジダ菌の増殖につながります。ストレスは、身体にコルチゾールというホルモンを放出させます。 コルチゾールは、血糖値を上げると同時に、免疫機能も下げてしまいます。ここで糖をエサにしているカンジダ菌は、免疫機能が正常に働かないのをいいことに、さらに増殖ができます。カンジダ菌にとっては、それがキャンディーを食べて入ってきた糖であろうと、ストレスから作られた糖であろうと関係はないのです。
そういう意味で、コルチゾールを合成した薬剤であるステロイドが長い目で見て体に悪いのも分かるでしょう。

ちなみに、コルチゾールには依存性があります。それは血糖値を上げて気分をハイにし、炎症を一時的に抑えるからです。仕事でもエクササイズでも、常にやりすぎるのが好きな人はあなたの周りにもいますね?

この場合のストレスとは、身体的・精神的ストレスの両方を指します。仕事によるストレス、感情的なストレス、環境による物理的ストレス・・睡眠不足も体のストレスの一つです。これらが、カンジダ菌の増殖だけでなく、消化不良、慢性疲労、潰瘍、高血圧などにつながっていきます。

カンジダ菌増殖の原因は? (カンジダシリーズ ②)」への2件のフィードバック

  1. 子供用のプロバイオティクスに関してですが添加物、ゾルビトールが使用されているようですが毎日飲むもので平気なのでしょうか?極力添加物を摂取しない生活を心がけています。

    1. https://kireinasekai.net/sorubito-ru-kikenn-riyuu/

      ソルビトールに関しては、以上のように書いていて、「積極的に摂るものでもないが、それが入っているからと言って、避けるべきというものもない」というのが結論のようです。まあ、それでも気になる方はこの商品はやめておかれたらいいと思います。

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