フランキンセンスって、聞いたことがありますか?
フランケンシュタインと違いますよ(爆)
フランキンセンスは、数あるエッセンシャルオイルの中でも最も強力なパワーを持ち、免疫力を底上げするナンバーワンの天然薬でもあるため、特筆に値すると思って今回取り上げました。
今日は、その主な功能と使い方について説明していきますね。
フランキンセンス(乳香、にゅうこう)とはムクロジ目カ
まず、フランキンセンスには驚くほど長い歴史があり、人類はこれを5000年以上使ってきました。
クリスチャンの方はご存知だと思いますが、聖書では、イエス=キリストが産まれたクリスマスのお話に、3人の賢者が出てきます。その賢者たちは、赤ちゃんであるイエスに、金と、フランキンセンス(乳香)、ミルラ(没薬)を献上します。
今日の私たちは、金は価値があると分かりますが、後の二つは何なのかピンと来ない人も多いでしょう。
しかし、フランキンセンスはかつては同じ重さの金と取引された事もあるほど、珍重されていました。なぜならフランキンセンスは、当時から免疫力を上げる「薬」として使われていたからです。
その時も、賢者たちは、赤子イエスの体全体にフランキンセンスを塗りました。 フランキンセンスは強力な抗菌作用があるので、このようにすることで、彼をウイルスやバクテリアから守れると彼らは知っていたんですね。
また、生まれてすぐの赤ちゃんは、頭が出産時の圧迫で赤くなっていたり、あちこちあざが出来ていたりするものですが、フランキンセンスは血液の循環も良くするので、何よりも早くアザを治すという特徴もあります。
ですから、今日の使われ方として、職場や学校で回りに風邪の人がいるときには、このフランキンセンスを手に数滴垂らし、それを胸や首などに塗っておくと、それが揮発して鼻から入り、ウイルスや病原体を殺して風邪が自分に移るのを未然に防いでくれます。(もちろん、いい香りでもあります♪)
もう一つのこのオイルの主な功能として、これは本当に驚くべきことですが、フランキンセンスは、がんと戦ってくれるエッセンシャルオイルなのです!
これは、(その2)で詳しく書いています。ガンの方、ガンの方
がお知り合いにいる人は、是非これをシェアしてあげてほしいと思います。
もう一つのフランキンセンスの素晴らしい功能は、年齢によるシミ、日焼けによるシミを減らしてくれることです。 ですから、もし皮膚に傷やニキビ、日焼けや年齢によるシミがあるなら、指やコットンに数滴垂らして、それを直接その部分につけてもいいですし、乳液と混ぜて顔全体に塗ってもいいでしょう。
また、もう一つの人気のある使い方として、フランキンセンスは長いこと「精神的覚醒」の用途で使われてきました。
これは、フランキンセンスがボスウェリアという成分を含む天然のナンバーワン抗炎症剤であるためです。
祈りや瞑想のときに、人々は集中力を高めようとしますが、なかなか集中出来なかったり、頭がもやもやしたりします。こういった時に、このオイルは脳の炎症を抑えてくれるものですから、頭がすっきりして、精神的気づきも深められるわけです。
実際さまざまな宗教が、フランキンセンスを儀式の際にお香として焚いて用いています。
ともあれ、フランキンセンスは炎症を抑えてくれますから、何か炎症系の症状で悩まれているなら、フランキンセンスを使われる事をお勧めします。
その際の内服的に使う一番良い方法は、親指に二滴ほど垂らして、それを口の中の口蓋(上側)に塗り付けます。
ディフューザー(精油をミスト状にして香りを拡散させるもの)に入れて部屋の中で使用してもいいです。
フランキンセンスの素晴らしい点は、とても細かい粒子のため、肌に塗ったり鼻から吸い込むと、それが血流に乗って全身に回り、効果を発揮してくれるのです。
5000年以上の歴史がある天然薬ナンバーワンとしてのフランキンセンスを薬箱に入れておけば、大体日常的に何にでも使うことが出来ます。
ボスウェリア属の樹木。オマーンなどの南アラビア、ソマ
【まとめ】 ーフランキンセンスの功能ー
① 抗菌作用で、免疫力を上げる
② 血流を良くする
③ がん細胞と戦う
④ 皮膚のシミを目立たなくする
⑤ 抗炎症作用
⑥ 頭をすっきりさせ、思考がクリアーになる
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