Flora Optima

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花粉症対策

季節性アレルギーの自然な治し方(後半)

5. Neti Pot (鼻うがい、鼻洗浄)

鼻におけるアレルゲンや炎症物質の通り道をきれいにすること、つまり鼻腔洗浄はアーユルヴェーダの伝統医学に端を発します。インドの人々は何世紀もこれで驚くべき効果を上げてきました(笑)

うちの夫もよくやっていますが、この「代替アプローチ」である鼻洗浄は、主流に達しつつあり、医学界はもろ手を挙げてこれを受け入れるようになってきました。デイビッド・ラバゴ医師はこれについていくつかの研究を行い、ネティポットを使うことが、慢性・急性鼻炎、普通の風邪や、季節アレルギーのような呼吸器系疾患を予防・治療するのに効果がある、と臨床的に証明しました。

ネティポットを使うときは、水はできるだけ蒸留水か、殺菌されたものであることを確認してください。水道水は塩素やフッ素が入っていて鼻炎を悪化させてしまいかねないからです。

もしネティポットを使いたくなければ、海塩をぬるま湯と混ぜてそれを一つの鼻孔から吸い込むことで鼻洗浄ができます。

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★私からのアドバイス:  ネティポットはネットで売っていますが、ドラッグストアの店頭でも鼻洗浄器として、形は違いますが同じ用途のものが売っているようです。やり方はこちらをご覧ください。

「Neti Potの使い方(鼻うがいの仕方)」の動画

6.ネトル(イラクサ、Stinging Nettle)

うちの裏にもたくさん生えていて、触るとやけどのように赤く痛くなって、ひどくかぶれるので嫌われているネトルですが(汗)、そのネトルは、その医学的使用の歴史を中世ヨーロッパにまでさかのぼることができます。そこでは、人々の関節痛を和らげるために利尿剤として使われていました。

メリーランド大学医療センターの研究によると、ネトルは以下のような広い範囲の健康問題を効果的に治療できるということです。

・尿路感染症のような泌尿器系疾患
・良性前立腺過形成
・花粉症(アレルギー性鼻炎)
・関節痛、捻挫やこむら返り
・虫刺され

研究では特に、ネトルの葉が自然にヒスタミンを制御するということが分かりました。そのせいで、花粉症の季節が来る前にフリーズドライの葉を摂ることを勧める医師がどんどん増えています。ネトルはお茶やチンキ剤としても使えます。

7.ケルセチン(Quercetin)

アブラナ科の野菜、玉ねぎ、緑茶、柑橘系の果物に自然に含まれるケルセチンは、ヒスタミンの放出を安定させてアレルギー症状を自然に統制してくれるバイオフラボノイド(水溶性の植物色素)です。

ヨーロッパでの最近の研究では、ケルセチンは気道の過活動を抑えることでアレルギー性喘息を落ち着かせる効果があるという結果が出ました。また別の研究ではケルセチンが、致命的なアレルギー発作の筆頭原因であるピーナッツアレルギーをもコントロールできるということも証明されたほど強力です。

その他さまざまな研究で、ケルセチンを長期的な治療法として使うのがベストだということ、季節性アレルギーになりやすい人は植物が花開く春が来る数週間前にケルセチンを摂り始めるべきだということが言われています。

8.フキノトウ(Butterbur)

イギリスの医学ジャーナルで発表された研究では、フキノトウ一錠を一日4回摂ると、人気の抗ヒスタミン剤と同じくらい花粉症の症状を抑えるのに効果があることが分かりました ―― しかも、よく起こりがちな眠気なしで。 また別の研究では、フキノトウが草アレルギーの症状を和らげるのに効果があることを発見しました。

フキノトウは、ヨーロッパ原産の大きな葉っぱの植物で、偏頭痛、胃潰瘍、関、アレルギー、喘息を和らげるのに何世代にもわたって使われてきました。フキノトウは、エキス、お茶、錠剤、カプセルの形で売っています。
モノは何でも自然のままの形で使うのがいつもベストですから、アレルギー症状を治すのにフキノトウを使う時は、お茶かエキスとして摂るのが良いでしょう。

9.ユーカリ・オイル

季節性アレルギーの緩和には、ユーカリオイルをさまざまな方法で使うことができます。ネティポットに数滴落としてもいいし、ディフューザーを通して吸入したり、抗菌剤として洗濯洗剤に入れて使ってもよいです。

エジプトからの興味深い研究では、いろいろなエッセンシャルオイルが、アレルギーを非常に引き起こしやすいイエダニを殺すのに、それぞれどのぐらい効果があるかを測定しました。そこでは、ユーカリオイルが最も強力なオイルの一つにランクされました。

アレルギーシーズン中、特にあなたやお子さんが戸外で走り回っているようなら、毎回洗濯をするとき使用されている洗剤にユーカリオイルを25滴加えてみてください。
またアレルギー症状が強いようなら、ユーカリオイルをココナッツオイルと混ぜて胸や耳の後ろに塗りつけたり、日中や就寝中にお部屋でディフューズして下さい。


10. フランキンセンス・オイル

ほとんど信じられないほどのフランキンセンスのガン撃退パワーは、科学文献でここ数年確立されて知られるところとなりましたが、その命を育むパワーはそれだけにとどまりません。

例えば「フィトセラピー・リサーチ」で発表された研究では、マウスが1~10mgのフランキンセンスを内服したとき、IgG、IgM、インターフェロン(ウィルス抑制因子)など複数の免疫機能が刺激されて上昇したそ
うです。

とにかくフランキンセンスは、他のどれも真似のできないほど免疫機能を上げるということです。もしあなたが季節性アレルギーで悩んでいるなら、治療の一環に組み入れるようにしてみて下さい。
耳の後ろや胸に付けたり、家や会社で一日3時間ディフューズしたら良いでしょう。

※その他のアレルギーに効くエッセンシャルオイル:ペパーミントオイル、ティーツリーオイル

11.プロバイオティクス

免疫力は腸で始まる、ということが共通の認識になりつつあります。事実、免疫機能の約80%が消化器官に内蔵されているのです! 研究でプロバイオティクスの使用がアレルギーのリスクを下げることと関係あるという結果が何度上がってきても、不思議はないでしょう。

実際、医学誌「小児科」で去年発表された研究では、妊娠中に日常的にプロバイオティクスを摂っていた女性から生まれる子供は、アレルギーを持つリスクが大幅に下がるということが分かりました!

サプリメントか地元のマーケットで土のついた野菜を買って、土壌由来(SBO)のプロバイオティクスを摂ることを強くお勧めします。

【アレルギーのサプリメント・トップ4】

No.1 ネトル〈Stinging Nettle〉(300~500mg X 2回/日)
ヒスタミン生産を全体的に抑えることで花粉症を緩和するのに効果的なことが分かっています

N0.2 ケルセチン(一日1000mg)
赤ワイン、緑茶、柑橘系果物、玉ねぎに含まれる抗炎症性フラボノイド。炎症や花粉症を抑えることが分かっている。 

No.3 ビタミンC (一日2000mg)
抗ヒスタミン作用を持つ強力な抗酸化物質。また免疫力も上げる。

No.4 ブロメライン(一日250mg)
パイナップルに含まれる酵素で、特に鼻や副鼻腔における腫れを鎮める。

※その他のお勧めサプリメント: プロバイオティクス(1日50 billions 以上) 、フキノトウ(Butterbur)

(こちらで紹介した商品の一部はこちらにご紹介しています➡ マリコのおすすめ商品@アマゾン

さあ、この冬から花粉症対策をやっておけば、来年の春はもう花粉症が起こらないかもしれません! その時を楽しみに、今「仕込み」をせっせとやっておきましょう♪

―参考資料―
http://draxe.com/8-natural-allergy-relief-remedies/
http://draxe.com/the-top-5-natural-allergy-fighters/
http://draxe.com/natural-allergy-cures/
http://draxe.com/the-all-natural-way-to-beat-allergies/

#アレルギー #花粉症 抗炎症 ネトル #ケルセチン #フキノトウ  

トンプソン 真理子
在米20年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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