説明
ヤマブシダケ(LION’S MANE=「ライオンのたてがみ」の意)
ヤマブシタケは多糖類であるβ-グルカンを含み、免疫力を高める効果があります。これまでの臨床実験で数々の効果が報告されています。他のキノコが1、2種類しか多糖類を持たないのに対して、ヤマブシタケは5種類の多糖類を持っています。中でもガラクトキシロマンガンとマンノグリコマンガンはヤマブシタケ特有の多糖類です、β-グルガンの中でも、ヘテロβ-D-グルガンと呼ばれるもので、際立って高い抗ガン効果を示し、有名なアガリクスのβ-D-グルガンとも種類が異なります。
また、近年の研究で、ヘリセノンやエリナシンという成分が脳の神経細胞を活発にしてくれることがわかりました。脳内の神経伝達を行っているニューロンという神経細胞は、脳内でそれぞれ突起のようなものを伸ばしながら、情報伝達を行っています。しかし、加齢とともにニューロンが減少すると、伝達情報がスムーズに行われなくなるので、記憶力が低下し、認知症の原因にもなります。このニューロンの生死に関わっているのがNGF(神経細胞成長因子)で、ヘリセノンやエリナシンがNGFの生成を促進させることで、ニューロンの減少を防ぎ、脳細胞を活性化させるためアルツハイマー型認知症の進行を遅らせたり、防止する効果が報告されました。
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