に投稿 コメントを残す

脂肪肝を健康な状態に戻す方法

今日は、肝臓、特にどうやったら脂肪肝を元に戻せるか、についてお話ししたいと思います。お酒が好きで、自分は怪しいかな、という人は必見! (辛いニュースもありますが・・)

まず肝臓について。

肝臓は、その重量が約1.5kgもある、体の右側に位置しているヒトの体で最大の臓器です。そして肝臓にはなんと、500もの機能があります。

・ 免疫機能の管理
・ 消化を助ける
・ 化学物質の解毒
・ たんぱく質をつくる
・ 血糖値を統制する 
・ 脂溶性ビタミンを貯蔵する  
・ インスリンなどのホルモンを作る  その他いろいろ

このように、肝臓は腸と同じく、体の健康のハブ(中心的存在)だと言えます。
そこでは、50,000~100,000もの小さな細胞単位が集まってそれらの仕事を請け負っています。
しかも、肝臓はその大部分が損傷を受けているとしても、何とかやっていこうとし、90%以上壊れないと血液検査には表れてこないので、そこまでダメになってしまってから見つからないように、自分の体調は常に観察していくべきです。

肝臓が悪化しているという兆候の例:

・膨満感
・右肩の痛み
・白目の部分が黄色っぽくなる(黄疸)
・皮膚疾患、特に足の裏や手のひらが痒くなる
・突き出たお腹

など・・ともあれ、その人のライフスタイルで、大体肝臓がどのような状態かが予測できます。

肝臓が悪化していくにはいくつかの段階があります。

① 最初の段階は炎症です
それはウィルスによっても引き起こされますが、悪い食生活やアルコールによっても起こります。 (異性化糖たっぷりのソフトドリンクの飲み過ぎも非アルコール性脂肪肝を作りますが、名前の違いだけで中身はまったく同じです!)

私たちが飲むたび、それは鞭で打つように肝臓にトラウマ(外傷)を与えます。実際に肝臓の細胞を殺していくのです。頭痛薬や、他の薬を飲んでも、肝臓の細胞は死んでいきます。リピトール(Lipitor®、スタチンの一種)でさえ、肝臓に大きなストレスを与え、肝臓の酵素を500%上昇させてしまいます。コレステロールを下げて肝臓を助けるはずの薬が肝臓を傷めつける、これは考えたら非常におかしなことです。

② 次に、肝臓に脂肪の蓄積が起こります。
時が経つにつれて、肝臓は脂肪に取って代わられていきます。
ビール腹の人は、ほぼ脂肪肝を持っていると言えます。(超音波検査か生体検査をするとはっきりと分かりますが、生体検査は気軽にするべきものではないし、先ほども言ったように、血液検査では相当悪くなってからでないと数値に出てきません。)

このように、長期に渡った悪い生活習慣による肝臓へのダメージ炎症状態脂肪の蓄積を起こし、それが ③瘢痕組織(はんこんそしき)に発展、そして ④肝硬変(画像右のような)へとつながっていきます。

肝硬変とは、繊維状の細胞でいっぱいになった肝臓、もはや肝臓として機能していない肝臓のことです。それでもまだ、一部が働いていれば、この症状から立ち直ることは出来ます。仮に、あなたが特に気分は悪くないんだけど、と思っても、それは何の意味も持ちません。なぜなら、肝臓は「沈黙の臓器」だからです。

肝臓が腫れ上がると、それは心臓に圧力をかけ、それがさまざまな心拍障害を引き起こしていきます――不整脈、高血圧、脈拍数の上昇など。 なぜなら、肝臓は心臓のすぐ隣にあるために常に心臓を圧迫するからです。 また、肝臓が肥大した人が体の左側を下にして寝ると、心臓を圧迫して息がしにくく、眠りが悪くなります。ですから、肝臓の悪い人は左でなく右側を下にして眠ると良いです。

しかし、ここでの救いは、肝臓は「100%再生できる唯一の臓器」だということです! ただしーー再生するには、大変時間がかかるということ…最長3年はかかります。

ここで、一番たちの悪いアドバイスと思われるのが、「何事もほどほどに」です。なぜなら、ほどほどにジャンクフードやお酒を摂っていては肝臓は治らないからです。あなたが毎日、または一日置き、一週間に一回でもお酒を飲んでいるなら、肝臓はそれだけまた退行するので、治る暇がありません。治そうという行為の蓄積が、長くかかってやっと肝臓を再生させていくのです。頑張って2週間断酒したから肝臓が回復した、と勘違いしている人がいますが、これは厳しくても間違いだと言っておかなくてはいけません。

ともあれ、脂肪肝を元の健康な状態に戻すには、

① 肝臓を傷めつける原因をすべて排除していく
② 健康的な肝臓を作るものを加えていく 

です。②で最も強力なものは、「苦い野菜(=アブラナ科の野菜)」を摂ることです。
それも苦ければ苦いほど、良いです。
コラードの若葉、からし菜、ケール、ほうれん草、ラディッシュ・・これらは、肝臓の再生に大変良いため、これらを日常的に摂っていくことをお勧めします。

もう一つ、肝臓は揚げ物を嫌がります。もちろん、肝臓も特定の油は必要です。肝臓に良い種類の油は、「中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)油」です。それって、何でしょう? 例えばココナッツオイル――ココナッツオイルは実際肝臓にも最高の油で、それは肝臓に負担を掛けないで、逆にストレスを減らしてくれます。それでいくとバターもMCTですからいい油です。 一方、肝臓に負担をかける油は、コーン油、大豆油、サラダ油、キャノーラ油などのお店で売っている一般的な油です。もちろん、トランス脂肪酸は最悪ですね。

もう一つ、毒の老廃物を一掃してくれるため肝臓にとても良いのが、リンゴ酢です。リンゴ酢小さじ一杯を水に入れて、一日数回飲むことは、肝臓の脂肪をはぎ取っていくのに効果があるため、大変お勧めです。

以前紹介した秘密のデトックスドリンクはこちら

そして、先ほど言った野菜を摂っていくと、それらの野菜ビタミンB群もたっぷり含んでいて、特にビタミンB₂、コリン、葉酸など、キーとなるビタミンBたちが肝臓の再生を助けるので、肝臓は時間の経過とともにどんどん良くなっていくでしょう。
ただし、飲まないこと。せめて、あまり飲まないこと(笑

アルコールの代替品としてお勧めするのが、Kombucha (紅茶キノコのこと。日本の昆布茶とはまた別物の発酵食品)です。

(今や海外で大人気、Kombuchaとはこんなもの

Kombuchaは、アルコールのように神経をリラックスさせ、落ち着かせてくれる効果があり、しかも肝臓にとてもいい食品です。

ともあれ、肝臓再生に柱となってくるのは、野菜です。

肝臓再生にお勧めのアブラナ科の野菜(これらは実際、ガンを始めとしたあらゆる慢性病にも効きますが):

【パセリ! ケール、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、芽キャベツ、カブ、ラディッシュ、青梗菜、ナバナ、ハクサイ、ミズナ、小松菜、カイワレ大根、ダイコン、クレソン、コールラビ、など】

 


― 参考資料 ―
– https://www.youtube.com/watch?v=qSmFYbsQRio
– https://www.youtube.com/watch?v=ekN-SSAtUYg

 

(左が健康な肝臓、右が肝硬変の肝臓)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA